翻訳会社で働きたいという人は、次のいずれかの職種になります。

まず、プロジェクトマネージャ。この職種は顧客接点で要件を聴き取ったり、品質や納期の調整をしたり、大規模翻訳の場合には別の協力会社との間でチーム編成を考えたりするキーマンです。業界の中でいきなりできる仕事でもありませんが、この業界でステップアップするというということは、いずれはこの職種で働くことを意味します。次いで、リンギスティックなレビューアー。

この人たちは言語面のチェッカーとして働きます。いわゆる翻訳者たちが最後の砦として頼りにする人で、高い技術と知識を持ち合わせている人です。さらに、テクニカルなレビューアーという職種を持つ会社もあります。この機能を社内に持ち合わせていない会社では、専門分野に関するチェックを別の会社や外部のスタッフに頼ることになり、これは翻訳会社としてはかなり不利なことです。

ただし、リンギスティックなレビューアーがそれを兼ねるだけの見識を持っていることも少なくありません。以上が会社の中で働く人たちです。ここに「翻訳者」という、翻訳会社の中核ともいえる職種が含まれていないことに注意してください。実は翻訳会社における翻訳者とは、たいていフリーランスを指すのです。彼らは1単語幾らという契約で仕事を請け負う、まさに一匹狼のような人たちです。

ひたすら翻訳作業そのものに携わるこの人たちは、オフィスで机を並べて働いている場合も時にはありますが、たいてい自宅で、ファイル(ページ)単位で仕事を請け負っています。

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